ベトナムは、2021年5月以降徐々に規制をかけ、2021年8月、9月には、2020年4月のロックダウンより強い、当初は軍が出るほどの規制をかけました。
10月以降ワクチン接種率の強化も行い、都市部はほぼ2回接種が完了し、徐々に元に戻りましたが、12月より感染がまた広がりました。
ただ12月下旬に出たのは、規制ではなく、隔離期間短縮と隔離場所を自由にした入国緩和で、1月8日ごろより実際に開始されています。
先日1月18日には、レジデンスカード(短期滞在許可証)を持つ再入国者は、再入国手続きの緩和を発表されました。
恐らく2月には実行されると思われます。
これまで感染が広がらないように規制し、広がればロックダウンもためらわない姿勢でコロナ対策を進めていたベトナムですが、コロナとの共生に舵を逆に大きく切り始めました。
恐らくよっぽどのことが無ければ今後ベトナムは規制強化には動かないと思われます。
解除の順番があり、先日の入国手続き緩和は、実は観光ビザ発行のもうすでに1歩2歩手前のところまできていることを表すことになります。
5月か6月かわかりませんが今年上半期を目標に据えていると思われます。
12月に入国される方のの手続きも多かったのですが、1月には更に新規駐在者の入国手続きをやらせて頂く件数が増加しております。
約半分以下となったと言われるホーチミン市の日本人の人数ですが、3月にはだいぶ増えている印象です。
合わせて、最近法人設立、駐在員事務所設立、起業についてのお問合せが多くなっております。
ベトナムは、コロナ前に高い成長率を続けてきており、アジアの中でもアフターコロナで成長を実現する可能性が高い国として上がっております。
人件費が安いことでの工場移転だけでなく、都市部は購買力向上を見据えた動きも見えます。
コロナ渦で中心部にオープンしたユニクロさんが象徴的で、ベトナム人客で大変な賑わいとなり、ロックダウン明けからもお客様が戻っております。
弊社のお客様で、高級ソファーをベトナム国内で販売している馬場家具さんの現地法人はこのテト前商戦で過去最高売上を更新したそうです。
今後、卸小売りの販売会社を始め、様々なサービスは更に伸びてくると思います。
弊社では入国制限下でもアフターコロナを見据えた設立や業務ライセンスの追加をお手伝いさせて頂いてきました。
設立時のポイントは設立後に行うことも押さえて準備できるかにも関わります。
アフターコロナを見据えて進出を考えられている際はお気軽にご相談下さい。
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SZK VIETNAM Co.,Ltd
弊社はホーチミン市の日本人町の隣接地にございます。
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