輸出入コードの法改正があったことで、HSコードの取り扱いにつきましては混乱している状況です。
投資局が管轄している投資ライセンス、企業ライセンスに関しては問題なく発行されております。
取り扱いに関しましては、卸と小売りの権利が投資局の管轄で投資ライセンスへの記載されます。
ただし小売を行う際には別途小売りライセンスを取得するという記載が入ります。
小売りライセンスは、商工局の管轄となります。
ベトナムにおける卸と小売りの定義ですが、卸販売は仕入れたものをそのまま販売する会社や個人への販売、小売り販売は消費者への販売となっております。
卸販売は仕入れてそのまま販売する商社への販売と考えられます。
小売りに該当することが多いので注意が必要です。
またライセンス取得期間も卸だけか小売まで行うかで違いますのでご注意下さい。
商工局に関しましては、まだ混乱している状況のようですが、最新状況はお問い合わせ下さい。
※追記
2018年6月現在ですが、弊社では、実務の面で毎月ライセンスのやりとりを行わせて頂いておりますが、4月までは、投資局から発行された投資ライセンスにHSコードの記載がある場合とない場合が存在しておりましたが、5月中旬からは、記載がないことだけになりました。
また、小売ライセンスには、HSコードの記載ではなく、成分の記載(鉄製、樹脂製など)がされております。
企業ライセンス、投資ライセンス、小売ライセンスの枠組み自体に変更はありません。
2018年1月から法改正により、旧法と新法で現場は混乱をしておりましたが、恐らくここからは大きな変更なく進むだろうと思われます。
2019年11月現在ですが、記載内容が製品名を採用され始めております。
商社設立に関しては、弊社にお任せ下さい。